先週「シャアがこどものときの話だから」と夫のたっての希望で観に行った。予想はしてたけど、アラフォーからアラフィフのおじさんばっかり!! 女の人はみかけない!! まあそうだよな。私も夫が一緒だったから観にいったのだ。
THE ORIGINの漫画の存在は知ってたけれども、FとかVとかWとか∀とかのように、ファーストガンダムとは別の主人公の話だと思っていた。今回の映画がなかったら、「安彦良和の解釈でのファーストガンダムの漫画」ってことは知らずにいた。映画化してくれて良かった。
以下簡単に感想を。ネタバレあり。
「ルウム戦役で5隻の戦艦がシャア1人のためにやられた」戦闘シーンから始まる。スピード感あって、迫力あって、3D感があってなんだかすごい!というのは伝わってきたけど、個人的にはあまり好きじゃない。CG感がありすぎて、何かのアトラクションの映像みたいでちょっと酔った。
話はとても楽しめた。ランバラルとハモンが準主役のようだった。シャアのお母さんとハモンが同じお店の出身なのは出来過ぎだけどまあいいか。それでふたりとも正妻じゃない。やっぱり子どもには難しい。ダイクンの正妻のローゼルシアが、アキラにでてくる老人こどもみたいな風貌でびっくりした。悪役にしてもあんまりじゃ…。
CHARACTER|機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイトより
アニメではとにかくガンダムの敵(すなわち悪者)と思ってたジオンが、実は地球に搾取されていた側だったんだ、というのもこの映画をみて知った(知らなすぎか)。独立戦争前だからギレンやキシリアが連邦軍ぽい制服を着ている(と思ったけどよく見たら違った)。ドズルの顔の傷がどうしてできたのかも分かった。ダイクンの死は本当に心臓発作かもしれず、そのあたりは何も説明がない。説明がないけど、ザビ家の人達が動じてないし、わるだくみっぽい話をしてるから暗殺なんだろうなと思える。その辺はあえてあんまり分からせすぎないようにしてるのか。
シャアは11歳の設定だけど凛々しく強すぎ。なんでこんな強く育っちゃったのかも知りたい。お父さんがちょっとおかしいせいか…?
上映中水分を摂取しすぎて、最後のエンディングが流れ始めたところで席をたってしまった。みんな席をたたないからこの後予告でもやるんじゃ…?と思ってたらやっぱり「哀しみのアルテイシア」の予告をやったらしい。ざんねん、と思ってたら先週からwebで予告映像配信始まった。今度の秋上映。多分また観に行くと思う。
映画のプログラムを購入したら、地球と各スペースコロニーの図が載っていて、ようやく地球との色々な位置関係が分かった。今までよく分からず観ていた。
WORLD|機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイトにも載ってた。
テレビ版のオープニングで、スペースコロニーが落っこちてくるシーンがあるけど、もし本当にこんなのが地球に一つでも落ちたら、大地震と津波がきて、多分放射線被害も甚大だろうし、爆発の影響でマトリックスみたいに空が真っ黒になって戦争どころじゃなくなりそうだな、と思った。wikipedia読むと、落ちたコロニーは一つだけじゃないみたいだし。ガンダムの時代は色々すごい。コロニー落とし - Wikipedia
この映画をみたら、またファーストガンダムを最初から観たくなってしまった。映画を借りて観ようよ、と言ったら夫は「映画版じゃなくてテレビ版を一つずつ見ないと、細かいことわかんないよ!」と言うのでテレビ版に手をつけはじめた。50話以上あるからしんどいなと思っていたけど、レンタル店に行ったら11本でまとまってた。一本に3〜4話ずつ入ってる。これくらいのボリュームなら観れそうだ…。
一話目、フラウボウは肉親みんなふっとばされた直後なのに、ろくに泣くこともせず避難民誘導してる。フラウボウ強い。そして今7話目まで観た。大気圏突入して地球でも攻撃されてるところです。
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2作目みてきた。