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深く息を吐く

自省用

ネットワークビジネスからのお誘いを受けた

雑談

旧友Aさんは2児の母でこないだまでフルタイムで働いてたが最近仕事を辞めた。久々に話す機会があって「私もちょっと前に会社員辞めちゃって、今は自営業だよ」というと、じゃあこんどお茶かランチでも!と誘われた。仕事絡まない人とランチは久々だな、と嬉しく思った。待ち合わせ当日ひとしきり話した後、「ナツさんは夢ってある?」と切り出された。どうやらこれが彼女の本題だったようで。

こどもが大人になった後どうしたい?と聞かれて、真っ先にローン完済という単語が思いうかんだが怨念ぶわーとなっちゃまずいと「今より好きに仕事できるよね、今は良くも悪くもこどもを言い訳にしてる部分もあるから」と答えた。すると「そういう夢を叶えるためには、っていうことをテーマに何人かで集まって話す会があるから来てみない?」と。なんか宗教っぽいしおかしいとは思ったものの、Aさんとの付き合いはそれなりにあるし、あとゲスな好奇心も働き「今月これから忙しいから来月あたりなら…」と適当に返事をした。

 

その後なんやかんや2回断った。3回目誘われたら行ってみるか、と思ってるとやっぱり誘いがきて、ある日Aさんに連れられBさん宅に伺った。

 

 Bさんは60代と思われる上品な感じの女性で、どうぞいらっしゃい、と笑顔で迎えられた。40〜60代の主婦6人が集まった。内容は

  • ○○さんは競合のB社にグループごと移ってしまったから関わらないように。
  • Lという商品を売ることで自分の夢を叶えられる。それは本当にすごいこと。
  • 自分も健康で幸せになって、周りの方にもそれをおすそ分けできる。
  • でもなかなか数字に結びついていない方が多いようですね。
  • 本当に心の底から夢を叶えたいと思ってる?  叶えるために日頃何をしてる?

みたいな流れだった。Aさんと食事したときに最後にちょろっと「健康食品が…」っていう単語がでていたので見当はついてたけど、ネットワークビジネスの集まりだった。最初の10分でもう帰ろうかと思ったけど、○時までは大丈夫とAさんに言ってしまったからその時間までがんばらないといけなかった。

しかしそこに参加している方々はみな真剣で、商品Lとその関連商品がいかにいいか語ってる。ネットワークビジネスに関しては以前ちょっとだけ仕事が絡んだことがあったので仕組みは知っていたけど、こんなふうに自分の「将来の夢・希望」とセットにして売っているのか、というのは新しい発見だった。

 

それから数日後、商品Lの試供品と、その商品を売ってこんなに年収が増えた、という体験本を「ぜひ読んでみてね」と渡された。自費出版かな?と検索してみるとアマゾンにもおいてある本だった。が、レビューはきれいに良いか悪いかのどちらかしかなかった。

 

Aさんの以前ついてたお仕事はわりと堅い職業だった。朝は学童が始まる前に家をでて、帰りは夕方6時くらい。仕事は好きだったけど、へとへとになっちゃった、こどもたちとゆっくり向き合えないから思い切って辞めた。そこまではわかる。でもこっち方面に行くのか。

Aさんは女性の経済的自立の大切さやBさんが40代からこの仕事を始め、少しずつネットワークを広げ今ではその利益で小さいながらも自宅以外の不動産を手に入れたことなどを語った。

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で、上のような図を書きながら、商品Lをめぐるネットワークビジネスについて話し始める。。構造はだいたい知ってるので、このあとあまり時間がないからと適当に切り上げた。数日後、試供品の感想を求められたけどもう嫌になったので「私の口にはあわないし値段も高い。ごめんね。」と断った。

 

ネットワークビジネス自体は違法じゃないみたいだし、やりたい人はやればいいと思うんだけど、今回ちょっと寂しい気持ちになったのは確か。

Aさんとはすごく仲がよかった訳ではないけど、ほどほどによいつきあいをしてたと思ってたのに、言い方は悪いけどこのビジネスのカモとして見られちゃったのか、というか。この件がなければAさんは私をゴハンに誘わなかっただろうなとも思うし。もし、商品を買ったとしても、一度買ったら今までの縁があるからじゃけんにしずらい。

 

そもそも。こういうネットワークビジネスって人と話すのが好きだったりある程度人脈がある人向けの商売だよなあ、と思った。私みたいに人とあーだこーだ交渉するよりも1人で何か作るのが好きな人が多い職業の人に向いてるわけはないのだ。

Aさんのことは好きだし共通の友人もいるしで、今後も多分付き合いはあると思う。今後この話題にいかに触れないようにするかを考えなきゃいけないのめんどくさいな…と思った。