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深く息を吐く

自省用

介護認定までの道のり

家族

膝を痛めていた母が先日ようやく退院した。約50日…長かった。今回初めて介護申請→認定を経験したので、忘備録として書いておきます。

★長くなってしまったので、興味のある方だけどうぞ。おそらく個人差があると思います。あくまで一個人の例です。

 

介護保険の基礎知識 

☆介護認定が受けられる人とは

  • 65歳以上で、介護サービスをご希望する人
  • 40〜64歳で加齢に伴って生じる特定疾病で介護サービスが必要そうな人

☆主なメリット(今回感じたことだけ)

  • 1〜2割負担で介護用品のレンタルができる(1年間で利用金額の上限10万円まで)
  • 住宅改修は上限20万まで1割負担(20万円の範囲だったら数回にわけても可)

☆介護認定は7段階ある

  • 要支援1・2と要介護1〜5の7段階がある。数字が大きいほどサービスが手厚い。
  • 要支援認定が出た場合、要介護レベルのサービスは受けられないが、主治医の認定があれば受けられることもある。要介護認定 - Wikipedia

 

今回の実際の流れ

★介護認定申請1週間前。

母が、リハビリで使ってるコレ↓を退院後も使えたらいいな、という話から始まった。

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歩行器 | PARAMOUNT BED

 

リハビリ仲間の一人に、「介護認定を受けると、退院後でも安く歩行器を借りられるよ」とのアドバイスを受ける。

  1. 看護師さんに「介護認定を受けたら退院後、歩行器などを借りられるの?」と聞くと病院内のソーシャルワーカー(以下SW)さんを紹介される
  2. 病院とSWさんで相談。介護認定が出るタイミングまで退院をのばすことができる、という案がでる。退院後の生活環境を整えないと危険、ということで退院がのびる。
  3. SWさんからTel。家族とも今後の打ち合わせをしたいとの連絡。父だと不安なので私に来てほしいとのこと。
  4. 私と母とSWさんと看護師さんの4人で顔合わせを行う。SWさんが地域のケアマネージャー(以下ケアマネ)さんを探していただけるとのこと

1.の行動がなければ、そのまま退院の流れだった。希望しないと案内はないのね…。母が病院内のおばちゃんネットワークを築けていたのがとても良かった。

★介護認定申請当日

次の日、市役所の人が病院に来られ、SWさんと母と父とで介護申請をする。申請から認定がでるまで、約2週間かかるとのこと。

★申請から1週間後

  • 母、仮担当のケアマネさん、福祉用具会社の専門相談員(以下F)さん、父、私で初顔合わせをする。
  • 介護認定がでるまで、正式に福祉用具の申し込みはできないらしい、また要支援or要介護よってケアマネさんも担当が決められないとのこと。
  • Fさんの経験値より、母が要支援1か2は出るだろうとの予測で、自宅の現況をみながら必要になりそうなものを選んでくれる。

父は自分の思い込みが強く、時に話にならないことがあるということを、こっそりFさんに予備知識として話しておく。これはあとで色々と役立った。

★申請から2週間後

  • 認定がまだ出ない。市役所に問い合わせるとあと約1週間かかると言う。それにあわせて退院日も延期。
  • 認定前に住宅改修(手すりの取り付けなど)工事をすると実費になるとのこと。
  • Fさんが退院に間に合わせるように色々と書類で調整してくれる。
  • 母が外出許可をとり、介護用具の自宅検証をする。Fさん、ケアマネさん、訪問リハビリ&マッサージの方(以下Mさん)、私、父で自宅集合。
  • 認定がまだなので、最悪の場合は工事が実費になる可能性もあるという市役所からの電話がある。(父がここで怒りだしおかしなことを言い出して困った。実費でもいいからと工事してもらう)

★申請から3週間後〜ようやく認定がでた!

  • ようやく「要支援2」の認定の手紙が自宅に届く。退院に間に合って良かった。
  • ケアマネさんがケアプランの作成をスタート→書面を役所に提出
  • Fさんと介護用具レンタルサービスの契約開始。一カ月単位で料金が発生する。
  • ケアマネさんの紹介で、Mさんの膝のマッサージサービスを週に3回受けることになる。(1回30分800円)

 

 

今回の感想〜家族としては今回すごく助かった

  • 申請は病院がすすめてくれるわけではない。しかし病院にはソーシャルワーカーという職業の人がいて、その人と会うことが申請の出発地点だった。
  • 申請から認定が出るまでが長い。手続きが多い。親が遠距離の人は大変だ…と思った。
  • 認定までの間、主にリハビリだけの入院が可能だったのが驚きだけど助かった。
  • 認定までの間は、なぜが福祉用具相談員のFさんが一番動いてくれた。おそらく、要支援と要介護が決まるまではでケアマネさんが正式に動けないらしいから。
  • 介護業界はヨコのつながりが色々とある。
  • 1〜2割負担はかなり助かる。今月は利用の初月で借りものが多かったが、全部あわせても実費では2万円以下(工事含む。消費税負担なし)。利用限度額の10万円(1年)は4月で切り替わるので、年度末の3月にスタートした人はちょっと得。
  • 認定がでるまでの間のジリジリ感は、認可保育園入園の通知を待つときの気分を思い出した。保活ならぬ介活。

介護保険サービスはまだ15年くらいの歴史しかないそうで、色々と問題もあるそうです。で、利用者がどんどん増えるとこの先どうなってくか分からないけど…なくならないでほしい制度です。40歳以上の方は、介護保険料をちゃんと払おう!

国民健康保険にも助けられた。両親は民間の保険未加入!だったからビクビクしたけれど、手術費込みの入院費がなんとかなる額だったのでほっとしました。この10年間のうちで日本の医療制度に助けられた、と思うことは何回かあります。TPPでおかしなことにならないといいな…。