深く息を吐く

自省用

四苦八苦

四苦八苦のことを読んだ。
 

★四苦は生老病死のこと。

次の四苦は、1.別れる苦しみ  2.嫌な人に会う苦しみ  3.求めるものが得られない苦しみ  4.肉体と精神が盛んであることによって生じる苦しみ  のこと。
 
★生老病死の四苦と後者の四苦を合わせた八苦が人間のあらゆる苦しみとなる。
 
★苦しみ、と訳されている言葉は、本来のサンスクリット語では「思うがままにならない」という意味。
 
★思うがままにならないことを、思うがままにしたいと思うことで苦しみが生まれる。思うがままにしようとしなければいい、というのが仏教の教え
 
それから
 
★自分のまわりの人々はみな仏様からの預かりもの。子どもはもちろん、夫も、歳とった親も仏様からのお預かりもの。
 
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母の手術は上手く行ったようで、痛みもだいぶやわらぎリハビリも始まり、まずは快方に向かっているようです。
ただ入院は最初の予想よりも長引きそうで歩けるようになるまで時間がかかりそう。
 
明日から仕事が始まるので、しばらくお見舞いには行けないのが気がかりだけど、とにかく良くはなってるようなので先週よりは気持ちが落ちついた。
 
とはいっても、母は本当に老いた。
良くはなっても走り回るほど元気にはなれない。
 
生老病死は思うがままにならない。最終的には自然におまかせするしかない。そして、老いた親も仏さまからのお預かりもの。私は私にできることだけしかできない。できることだけ、できるだけ。
 
母に会いにいくこともだけど、息子のことと、仕事をちゃんとすること。それから自分が元気でいることも。
 

 

「世逃げ」のすすめ (集英社新書 435C)

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