4マス関係表
宿題を時々溜め込むクセのある息子なので、ここ最近は毎日チェックしていた。
今算数は百分率をやってて
小5の算数の宿題で「畑の30%が6㎡です。畑の全面積は何㎡でしょう」というのにつっかえてた。
— yamatonatu (@yamatonatu) 2017年2月1日
小学校の先生はXを使わずに教えてるはずだから、教え方があるはずだ、と教科書をみるもよく分からず。どういうふうに教えればいいのー。
畑の全面積をxにできるなら
0.3x=6
x=6÷0.3
x=20
答え:20㎡
と簡単なんだけど、算数で解かせようとするとどうすればいいのかわからなかった。
スタディサプリではどうやって解説してるんだ?と見てみたら…4マス関係表なるものを使って説明していて、これならわかる!ということで一応解決したので簡単に書きます。
●全体のうちの何%かを求める
問題:50人定員のバスに40人が乗っていたら乗車率は何%ですか?
上の表が4マス関係表。50人を1と考えると、40はいくつになるか。
50を50で割ると1になる。自分を自分で割ると1になる。
同じ関係を保つため、40を50でわる。すると、50に対する割合がでる。
40÷50=0.8
0.8×100=80で、乗車率は80%。
なるほど!これを応用すると、他のところが隠れてる時もわかる。
●部分の数がわからないとき
問題:50人定員のバスの乗車率が80%です。何人乗っていますか?
1に0.8をかけると0.8になる。なので50に0.8をかけると、乗ってる人がわかる。
50×0.8=40
こたえ:40人。
●全体の数がわからないとき
問題:40人が乗っているバスの乗車率は80%です。乗車率100%は何人ですか?
これが息子がつっかえてたやつ。部分だけわかってて、全体の数がわからないパターン。0.8を1にするには。
自分で自分をわると1になる。0.8を0.8で割る。
同じように40人を0.8で割ると全体の人数が出る。
40÷0.8=50
こたえ:50人
息子にこれを全部説明したら、理屈はようやくわかったようで良かった。ただ、これが実際別の問題になったときに解けるようになるかどうかは、まだあやしい。繰り返しやんないと。
色々調べてたら、4マス関係表の問題集を発見。でも古本しかない模様…。
筑波大学附属小学校田中先生の算数4マス関係表で解く文章題―小学4・5年生 (有名小学校メソッド)
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30%が6m2。ということは、10%が2m2。
— 脱☆社蓄マムひじり子さん (@Shachiku_Mum) 2017年2月2日
じゃぁ、前面は何%か?
がまずは理解してるかじゃないですかね?
それがわからないと、公式をいくら覚えても使えないと思うので、やはり行き着く先は国語力・・・と、先日、この話をうちでもしてて思ったのでした!!
ほんとそうだわ。問題で何を聞いてるのかわかってんのかどうかという、解き方以前の問題。何を聞いてるのか?を読み取るのは国語力。国語力大事。