深く息を吐く

自省用

グラグラつなわたり

出産前はだいたい正社員だったが、産後は正社員どころか日々日々つなわたりでグラグラな感じなので書いてみる。

 

息子を出産するにあたってお勤めしてた会社は辞めた。産休はもちろんとっていい、と言われたが、やめたくてやめたくてしょうがなかったので、出産ほどいい退職理由はないだろうと妊娠8ヶ月まで働いて専業主婦となった。仕事は今までみたいに(毎日22〜4時退社なんて)できないだろうから赤子の様子をみながら考えようと。

義父母との同居生活が辛すぎて息子が1歳になるのを機に就活をはじめ、週3日〜OKのパートをスタート。稼いだお金はほぼ保育料と赤子グッズで消えていくがその甲斐あって認可保育園の入園許可が出る。(その頃の話はコレ→ベビーカーと子ども乗せ自転車の想い出 - 深く息を吐く

 

認可保育園に入れたので週3だった仕事を徐々に週5にする。当時の会社の経理の人が、所定労働時間を超えたからって社保に入れてくれる! 仕事も結構楽しい。社長が理解のある方で、赤子の病気でも結構休ませてくれた。時給制だったので休めば休んだだけ安くなるけどその方が私も良心いたまず。ほんとにこの会社には感謝している。

しかし、リーマンショックがやってきて、個人経営だったその会社はまんまと波にのまれどんどん仕事が少なくなる。やがてまさかの給与遅配。2ヶ月遅配が続いたので思い切ってやめる。

でも保育園退園するわけにはいかない。夫もリーマンショックの影響を受け、私が専業主婦になるほどの余裕はまったくなくなる。昔の知り合いにかたっぱしから連絡する。「今ちょうど忙しいからしばらく常駐で手伝いにきてよ!」と言う神様みたいな人がいてなんとか食いつなぐ。

神様の仕事は忙しさのピークが終わったらなくなるだろうからどうしたもんかなーと思っていたら、知り合いから産休要員の1年の契約社員にならないかという話が来る。この話にのる。この契約期間中に長く働けそうなところを探そう、という気持ちで。もしかしたら契約更新てことになるやもしれないし…と淡い期待も抱きつつ。しかし半年後、ここでもまた景気の荒波を受けて、1年の契約だけど、申し訳ないが来月までにしてくれないかと急に言われる。

 

↓そのころ書店でみつけたこの本に大いに共感する。。

グラグラな社会とグラグラな僕のまんが道

グラグラな社会とグラグラな僕のまんが道

 

 

えーのんびりしてたからまだぜんぜん就活準備してないんだけど!! でも仕方がないのでまた求職状態の身に。

息子はまだ保育園児。3ヶ月以上無職でいたら退園になってしまう。夫の収入もまだ安定せず、しかも辞めたいとか言ってるよ…。嗚呼、低めでも定期収入のあてがないと!ここから怒涛の就活をし、落ちまくり、ようやく業務委託契約してくれる会社を見つける。

ここからも色々とあるが、身バレがこわいので省略する。

なんとか泳いできた、という感じで今に至る。フリーになるぞ!というんじゃなくて、フリーになるしかなかった、というところなので、フリーで長年やってる方々の話を聞いているとわたしなんか甘ちゃんだなーと思うところがいっぱいある。

小学生になったらいっぱい仕事できるのかもと少し思っていたが、全くそんなことはなく(子にもよるが)思った以上に手がかかる。熱さえ出なければ保育園のときの方が仕事しやすいんじゃないかとさえ思う。時々お友達トラブルがある。泣いて学童にいきたくないと泣き出すこともあった…。「ひどく転んだので病院に連れていきます」と電話がかかってきたこともあったし。仕事が忙しくなって3日くらい息子の宿題チェックやらなんやらを怠っていると、うわーぜんぜんやってないじゃん! 習い事も行ってないじゃん! ! というようなことが1度や2度や3度じゃないし、だからまだまだそんなに仕事バリバリたくさんできるっていう状況じゃない。

今、業務契約交わしている会社さんからのお仕事は継続してもらえているので大変ありがたい。が、その会社はかなり忙しいゆえか社員さんたちは入れ替わりが早く、せっかくパイプができたと思うとまたすぐ引き継ぎ引き継ぎーとなっていく。そしてまたこの会社さんも経営が万全というわけではなく、最近すこし曇り空気味になってきているのを肌で感じる。

ということできのうの小島アジコせんせいの『「がんばる」しか選択肢がない人』がそれほどひとごととは思えない!

「がんばる」しか選択肢がない人 - orangestarの雑記


 

とりあえず今日もがんばるボタンを押し続けます。