福はうち鬼は…
息子とふたりでささやかに豆まきをした。掃除をするのが自分だと思うとどうしても控えめになってしまうが一応やった。豆まきしながら息子が「福はうち、鬼は外」だけじゃないんだよ、と先生から聞いた話をしてくれた。
「福はうち、鬼はうち」っていうのがあってね、みんなが鬼を外にだしちゃったら、外が鬼だらけになって大変だから家でいい鬼にしてあげるんだって。それから「福はうち、福はうち、福はうち」って鬼のことを言わないお寺もあるんだってさ。
「福は外、鬼は外」っていうのはないの?と聞くと、「福はぜったいにうちなんだよ」と言っていた。
鬼はうちのニュースがあった
絵本もあった(読んでない)
ふくは外もあるみたいだ(これも読んでない)
「福は外」もあるのはおいといて。昔から家内安全がなにより大事なんだろうなと思った。小さい頃、家の中で車は走らないのに家内安全ってなんだろう…と疑問に思ってたけど大人になったら分かったよ。色々…。
うちと外つながりで、悪いことをした子の扱いにも二通りあるのを思い出した。
「悪いことをしたら家にいれません!反省するまで外にいろ!」というのは昔よく聞いた。でも、悪いことをして、外にだしてると余計ヨソ様に悪いことをするから「悪いことをしたら家から出さない」バージョンのほうが正しいんだという論。なるほどこっちの方が正しそうな気がする。どっちも実際にはしたことないけど。
もし鬼ばかりの国があるならば、鬼は外に出ていかないでほしい。けど、そうはいかないだろうな。そもそも、なんで鬼になっちゃったのか。