冷凍梨
先月、義母からたくさん梨をいただいた。
義実家から一緒に帰ってきた息子に「梨を冷蔵庫の野菜室に入れといてー」と頼んだら「冷凍室」に入れられてしまった。間違えた原因は、義実家とうちの「野菜室」と「冷凍室」の位置がちょうどテレコだから。私も始めは間違えたけどさ…温度でわかるだろ!
まあ、凍らせちゃったものはしょうがない。5個の冷凍梨(大きめ)をどうするか色々やってみた。
自然解凍してそのまま食べる
半解凍のシャリシャリの状態ならまあ食べられないことはない。が、食感はぐにゃっとしていてあまりおいしくはない。家族には不評。食べたのは1/2個のみ。
解凍すると果汁がたくさんでる。皮は軽く包丁入れるとスルスルむけた。
すりおろして料理に入れてみる
残りを再解凍するわけにもいかないから…と残りをカレーに入れてみる。かなり甘いカレーになった。が、誰も文句は言わない。うちは甘党。
後日、すりおろしをホットケーキの生地に混ぜて焼いてみた。これもおいしい。ほんのり果肉の食感がある。クッキーに入れてもいいかもしれない。
でもまだまだなくならない…
コンポートにしてみる
「梨 お菓子」で検索するとでてくるコンポート。砂糖とレモン汁少々と一緒に煮るだけ。おいしい。そのまま食べたり、パンと一緒に食べたりしてみた。夫に「また作ろうか?」と聞くと「おいしいけど、しばらくはいい」息子も「ちょっとでいい」。甘いので、モリモリ食べるものでもない。ということで…
ゼリーにしてみる
- 自然解凍したものをすりおろして、ゼラチンを投入。丸々一個でスチームケースいっぱいになった。
- ゼラチンの量はあってるのに固まらない!なんで〜?と思って調べたら、生の果物は「タンパク質分解酵素」があるから固まらないそうだ。
- 仕方ないので、2を加熱してもう一度ゼラチンを入れてみた。こんどは固まった!でもゼラチンが適量より多く入ってるので羊羹みたいになっちゃった。味はまあまあ。家族にもそこそこ食べてもらえる。
- リベンジ。市販の梨ジュースとコンポートをゼリーにしてみる。加熱してあるから今度は成功。前回よりおいしい。…なのに息子は果肉の入ってないゼリーが良かったようで、たくさんは食べない。
- 最後懲りずにもう一度。果肉が入ってるのが嫌ならば、解凍梨をすりおろし、砂糖といっしょに加熱してゼリーに。これが一番おいしかった(photoなし)。
ひと月かけてようやく食べきりました。
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ご飯、野菜、魚、肉はよく冷凍してる。というかしないとやってらんない。でも果物で冷凍経験があるのはみかんとバナナだけだったので、今回梨をどうするかは悩んだ…。お菓子をよく作るタイプではないので、ホットケーキとゼリーで終わってしまった。ジャムにすれば良かったのかも。ババロアとかパイやケーキに展開できたら、なんか「素敵な奥さん」ぽい。
しかし、夫いわく「梨は、生が一番おいしい!」