深く息を吐く

自省用

休憩時間はネットよりぼーっとするほうがいいようだ

仕事ではほぼ一日中PCを使ってる。プリンターは半日くらいなくても大丈夫だけど、PCとネットがないと仕事にならない。昔は資料を探すためと言いつつ外出したけれど、クライアントを知るためにはまずサイトをみないといけないし、資料もネットで結構探せる。メールも忙しいとじくじく入ってくるし。本当に新卒の頃の仕事環境とはだいぶ変わった。毎日おつかいに行けてた時代が懐かしい…何もできなかったけど。

昨日は土曜だったけれど仕事。土曜なので人がいなくて集中するとはかどる。人がいない分、一回ダレてしまうとダラダラダラ。そんなときにこちらの記事を見かけた。

 

によると、脳のモードは二つある。

  1. タスクモード(課題陽性ネットワーク)…記事では「中央実行系」とある。頑張って何かをこなしてるときかな
  2. 空想モード(課題陰性ネットワーク)…直感的なひらめき・アイデア

このモードが切り替わってるそうな。このモードが切り替わるスイッチが人それぞれで、パッと切り替わる人・なかなか切り替わらない人いるようだが、どちらにしてもスイッチが切り替わりすぎると混乱し疲れてしまうようだ。

あと「注意フィルター」というものがあって、「危険!」「音がするよ!」など危険を察知するために発達したらしいのですが、これが今ネットにつながってると「!」が多すぎて、本当に重要な情報と重要でない情報がごっちゃになってしまって脳が疲れてしまうそうです。

 

確かに集中してるときにメールがポンとくると、それだけで気がそれる。散歩やお風呂のときに「ああ、そうか」とひらめいたり、人の言葉の意味がわかったりする。一生懸命経費の計算してるときに新しいアイデアがうかぶことってないもんな。

昼休みはネットをみてるより外にご飯食べに出た方がなんかスッキリする。ネットより本を読んでる方がまだ良いような感じがするのは、本は「独立したひとつの別の場所」だからかな? 読書は空想モードに入るかタスクモードに入るかは本の内容次第なのか? わかんないけど。

 

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Keyboard by Mactitioner via photopin (license)p>

 

情報の遮断をすすめてるこんな記事も。

情報を得すぎることによって、それに対する「興味」が消費され、実際の行動につながりにくくなるのです。(中略)一日の中で情報を遮断すると、体験が伴う行動をするようになる ググり過ぎが原因の「情報痛」にご注意ください。

 

20代後半、ものすごく忙しい職場で帰宅はいつも0時をまわっていたけど、すぐには寝られなかった。同僚もそうだったらしい。一日のうち「ぼーっ」とする時間を30分でももたないと気持ちがもたなかった。一日中「タスク脳」の状態で頭がパンパンになってたんじゃないかと今は思う。当時ネットはやっていなかったのにな。

 

ということで、休憩のときはなるべく心をからっぽにできるように散歩をしよう。