深く息を吐く

自省用

ムーニーのCMをみて

ネットで話題のムーニーのお母さんCMを見た。お母さんがワンオペだという批判があがって、そうだそうだという流れのようだ。確かにもうちょっと楽しそうなシーンも入れてあげれば良かったのになあ、昼間は児童館に行けば同士がいて救われたなあ、ダンナさんが出てこないのはシンママ対策なのだろうか、などと考えていた。炎上してるのかもしれないが話題にはなってるし考える人も多いだろうし、このくらいで簡単に取り下げないムーニーの姿勢はいいと思う。私はワンオペではなかったせいか脳内で違う映像が流れた。

わんわんと赤子がしばらく泣き続けると、階下にいる義母がすかさずトントンと階段をあがってくる。あら〜どうしたのかな〜眠いのかなーと言って、「バーバにまかせなさい♪」と言って赤子を奪って言ってしまう姑。何も言えず一人部屋に残され無力感をかかえる嫁。それでも泣き止まない赤子。

義母がいて助かったときもたくさんあるんだけど、なんかそういうつらい記憶の方が強く残っている。とにかく義父母に叱られないようにちょっかいだされないように子よ泣かないでくれ、というような感じの日々。赤子と二人でのおでかけは心の休息の時間だった。

息子の赤子時代は、CMで冒頭に言ってるように薄暗いトンネルの中を手探りでこっちかな、こっちかな、と歩いてるような感じだった。人に言われるまでもなく宝物の日々ではあるものの、つらい。息子より3つくらい年上の子を持つイトコが親子でお話ししてる様子をみて、あー私も早く会話したい!!と心の底から思った。

赤子の何がつらいかって、コミュニケーションがとれないことだよな。夫婦間のコミュニケーションも十分ではないのに。なぜあなたは泣くのだ。ごはん(おっぱい)クリア、げっぷクリア、おむつクリア。なのになぜ泣くのだ…。眠いから泣くっていうの最初わかんなくって、夫婦でこれはRPGみたいだよね、と話していた。

 

当時、息子を寝かすときにコレをよく聴いてた。

Lovely Classic(やさしい気持ち)

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