深く息を吐く

自省用

猫カフェ・保護猫カフェ・シェルターと殺処分

ドッグカフェ猫カフェ、どっちもいったことはないけど名前は知ってる。

ドッグカフェは犬の散歩のついでに入れるカフェ。でも、猫カフェは猫を連れて入るわけじゃないんだよね。去年、メガネかけた丸顔の片山容疑者が話題になって初めて知って、アキバにしかないものだろうと思っていた。

猫カフェは…猫が好きだけどなかなか飼えない人が猫を愛でに行くところ、というのが正しいみたいだ。でも猫好きの友人Nさんとこないだ話していろいろ教えてもらった。猫カフェっていってもそんな気持ち悪い人が集う場所じゃないよ〜!と。

しかしNさんは、猫カフェの存在に基本的には賛成できないと言ってた。

ドックカフェはあくまで犬はお客さんで、常に飼い主と一緒。。対して猫カフェのお客は猫ではない。人間だけ。猫はホステス役。でも猫は警戒心が強い動物で、たくさんの猫がいるっていう状況だけでも、デリケートな猫にとっては強いストレスなんだって。人間ならなおさら。飼い主どころか知らない人間が次々とやってくる。猫カフェに入店すると、お客さんはお店からに猫に対するルールなど説明されるけど、中にはよくない客もいる。Nさんいわく「猫カフェの猫の目は死んでいる」という。猫好きとしては切ない、と言ってた。

でも良心的な猫カフェもあると。殺処分されてしまう猫をひきとってカフェにおいておく。お客さんにはルールを徹底してもらう。その猫たちを里親としてゆずることを最終的な目的にしているカフェ。ただ大きくなっちゃうと貰い手は見つからず。

 

下のグラフをみると、保護収容された犬猫の72%が殺処分されている昔に比べればだいぶ減ってるけど、しかしよく見ると劇的に減ってるのは主に犬で、猫の殺処分数はそんなに減ってない。

 

全国の犬・猫の返還・譲渡数の推移

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 内訳をみると、保健所に連れてこられる猫は圧倒的に子猫が多い。

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統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」 [動物の愛護と適切な管理] 2つとも

 

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猫カフェではなく猫救済のための保護猫カフェというのもある。

シェルター、保護猫カフェのご案内 - NPO法人 東京キャットガーディアン〜子猫の里親募集〜

 

その点ドイツはすごい。殺処分ゼロ。しかも犬猫だけじゃなく、シェルターにはブタとかポニーまで…。これって公費でやってるのかな?

地球生物会議ALIVE ドイツレポート1:犬猫の殺処分数ゼロ、殺処分施設もゼロ

 

と、猫カフェの話から始まって色々と熱く語ってくれた。