深く息を吐く

自省用

QT延長

ちょっとばかり心臓の異常を指摘されたので日記書きます。

献血にて。

私は時々献血する。血がうすいので成分献血ばかりだけど、多分もう少しで50回くらいになるんじゃないかと思う。心電図をしばらくとってないと、献血ルームで心電図をとってくれる。カーテン付きのベッドに横になって、胸だけでなく、手足にもコードをくっつけられる。今まで異常がでたことなんてなかったのでのほほんとしていたら、数分後お医者様に呼ばれる。

「わずかですがQT延長が見られます。突然死の可能性もあるものです。ご家族で突然死された方はいらっしゃいますか? 気を失ったことはありますか? 」

いないし、ない、と答えると、

「今日の献血には支障がないレベルだと思いますが、一度循環器科きちんと検査をされたほうがよいかと思います。

 私の血縁はみんな比較的長寿だから、突然そんなこと言われてすごく驚いた。しかし、献血しても大丈夫、というくらいなら今すぐどうということはないんだろう。でも、「突然死」って言葉にはかなりの破壊力がある。しばらく軽いショック状態になる。バカの壁ってこういうことかな。いつかは死ぬってわかってるけど、それはまだ20〜30年くらい先のことだと思っている。そんな保証なんてひとつもないんだよな…。

とにかく病院に行って検査してもらおう…。でもいつ行こう…。婦人科だってようやく時間作って行ったのに…。しばらく忙しいんだよ…。

 

循環器科を受診-1

献血から2週間経ってようやく循環器科を受診した。

「QT延長と言われました」というと、またもや家族の病歴を聞かれ「突然死のリスク」という言葉がお医者さまから出る。失神したことやけいれんしたことはあるかと聞かれ、ないと答える。

その日は早速心電図、血液検査、尿検査を行う。「より正確なデータをとるため、24時間つけっぱなしの“ホルター心電図”の予約をとってください」と言われる。

24時間…ってことは仕事休まなきゃいけないのか? と思ったら、つけたままいつも通りお仕事も食事もしてくださいとのこと。良かったそんなに休めないyo! そして1週間後にホルター心電図を予約した。この時点でもまだ夫に言えず、ひとりで悶々とする。

 

循環器科を受診−2(初診の1週間後)

初診時の検査結果を聞く。先生がおっしゃるには、

「確かにQT延長してます。でも本当にわずかだから気にしすぎないこと。本当に延長している方はもっと心電図が乱れています。ただ、ガイドラインで決められてる数値にひっかかっているので、何もしないわけにもいかない。ちゃんとデータを追って行くことが大事ですね。それよりも貧血とカリウム不足のようなので、生野菜を積極的に摂ってくださいね」

その後、看護師さんがホルター心電図をとりつけてくれた。たしかこんな感じ。水色のがデータ記録するところみたい。時計がついてた。 

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お風呂は入れないんだろうな、と思ってたら「防水だからシャワーは大丈夫ですよ。でもテープがとれやすいから、とれちゃったらバンソーコなどでとめておいてね」とのこと。 次の日の同じ時間にまた病院で外すのでまた受診予約。

装着後「行動記録表」なるものを渡され、なるべく細かく行動を記録するように言われる。トイレ、仕事、運動、就寝、起床、食事などなど。飲酒もしてOK。 なるべくいつも通りで、できたら積極的に心臓に負担をかけてくださいと。階段使ったり走ってみたり。

こんなのつけて帰ったら何も言わないわけにもいかない、とこの日ようやく夫に告白。先生から「気にしすぎないこと」と言われ少し安心したので、

「ちょっと心電図で異常があったから、今検査してて今日こんなのつけてんの。でもそんなに気にすることないって。この際いろいろと調べてもらうから」

と軽めに言ってみたものの。当然夫驚く。

次の朝、いつもは朝遅い夫が早く起きてきて心電計を指差しつつ「それっていつちゃんと分かるの?」と聞く。来週、このホルターの結果がでたらもっとちゃんと分かるし、気にしすぎるなと言われたし、ちゃんと予防法もあるみたいだから大丈夫だよ、と言う。

心配してる?と聞くと、それはそうだと言う。そうだよな。私も2週間くらいくよくよしてたんだ。

 

循環器科を受診−3(2の次の日)

この日はホルター心電図をはずすだけで終わった。2日後には結果がでるというけど、急ぎの仕事ですぐいけない…。1週間後に受診予約をとる。またそのときに何かの検査の予約をしてください、と言ってたけど忘れた。とにかく検査結果が待ち遠しい…。

しかし先生の「気にしすぎないこと」という一言の安心感は大きい。じりじりとした気持ちは消えて、ようやくブログも書けるようになった。検査結果でたらまた書きます。

 

 

 追記:この続きはこれ

 

yamatonatu.hateblo.jp