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深く息を吐く

自省用

家族という鎖

20代のはじめ、つき合ってた人にひどいふられ方をした。このことは一生忘れない、と思っていたけど、3年もすればどうでもよくなった。学生時代は彼や友達がいれば家族なんて重要じゃないと思ってた。でも就職して仕事が忙しくなると昔の友達とは自然と疎遠になっていく。仲が良くても、だんだんとお互いの環境は変わり、時とともに他人に近くなっていく。他人てほどではなくとも。会わなければケンカもしないからたまに会えばまた楽しい。会いたくなければ無理して会うことはない。恋人だと思ってた人でも別れてしまえばそれでおしまい。

でも家族はそうはいかない。生きているかぎりずっと家族だ。

ちょうど10年くらい前、父が主な原因で家族親族間でゴタゴタがあり、こんな困った父とは縁を切りたいと思った。法にふれるってほどひどいことをしたわけじゃないけど、まともな話し合いができず、もうこの人と関わるのは嫌だと思った。結婚して名字が変わることは面倒だけど嬉しかった。夫の家族になれることと、あの家とは別の家の人間になれる、ということが。

ゴタゴタの勢いで父が何日かいなくなり、母に、もう離婚しちゃえば?と言ったことがある。だけど母にとっては大事な人ではあるようで今も父のいる人生を選んでいる。結局そのまま母は父と夫婦で、私は父と親子のままだ。夫婦はともかく親子は法的に縁を切る方法はないようだし。 

母がいるから実家に顔を出すけど、父だけになったら帰らないかもしれない。一年に一回くらいはお墓参りのついでに生存確認くらいはするかもしれないけど正直な気持ち面倒はみたくない。何度か暴力をふるわれたことはあるけど、虐待されて育った訳ではない。父なりに愛情を持って育ててくれたとは思う。でもこんなふうにしか思えない。今さらどうやってもお父さん好きなんて思えない。多分兄も同じだ。

 

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ちょうどこれを書いてるときに、テレビから中国の一人っ子政策の話が聞こえてきた。一人っ子政策の結果、老いた親と同居するこどもが増えているそうだ。60歳以上が2億人以上の中国。別居している場合は親元を頻繁に訪れることが義務づけられてるそうだ。守らないと罰則があるらしい…。

高齢者の虐待や放置が社会問題になってるというのはわかるけど、なんかモヤモヤする。日本にもしこんな法律できて、父が一人暮らしになったら私は罰せられそうだ。

あああ、愚痴っぽいの書いてしまった。次はもうちょっと前向きなの書こう。