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深く息を吐く

自省用

「6才のボクが、大人になるまで。」をみた

映画 こども

同じキャストで12年間撮り続けた映画。まだ上映してると知って、むりやり時間作って観てきた。育児世代にはオススメできる映画です。 

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第64回ベルリン国際映画祭で監督賞にあたる銀熊賞に輝いた、『ビフォア・ミッドナイト』のリチャード・リンクレイター監督によるヒューマンドラマ。6歳の少年メイソンの成長とその家族の変遷を、主人公や両親を演じた俳優など、同じキャストとともに12年にわたって撮り続けるという斬新な手法で描く。6才のボクが、大人になるまで。 | Movie Walkerより

 以下、少しだけネタバレ含みながら感想書きます。なるべく抑えたつもりだけど、知りたくないという方はスルーしてください。

 

×  ×  ×  ×  ×  

 

同じキャストで撮り続ける作品といえば、すでに名作「北の国から」がある。しかしちょっと考えてみると「北の国から」は撮影→放送→撮影→放送と、定期的に区切りがあるのに対して、この映画は撮影→撮影→撮影…→圧縮してやっと上映!ってのがすごい。ものすごく根気もお金もかかってる。165分と長めだけど、冗長さは感じなかった。多少の事件はあるけど、大波乱の繰り返しってわけじゃなく、どちらかというと「こういうのあるよね」というものの積み重ね。時間のクレジットはなくて、いつ間にか役者さんが成長して時間が経過してる。それがすごくいい。

 
お姉ちゃんが10代の頃はあんまりかわいく見えないんだけど、だんだん大人の女性らしくなっていく。主人公メイソンの10代のシーンはなんとなく気弱そうな感じで心配になるけど、ラストのあたりはシュッとしてかっこ良くなる。大きくなったね〜と親戚のおばちゃんの気持ちがわかる。

 

別れたお父さん役のイーサンホークが最初ふわふわしてて、でもいいとこどりで、ずるいなーと思った。しかし、かっこいい…。それにしてもアメリカは別れた後の親子関係を維持できる文化が日本よりできてるような。「2012」でも離婚したお父さんがキャンプに連れてったりしてたしな。

  

音楽もいい。ちょうど2000年頃の音楽から始まって時代ごとにさりげなく入ってきて、自分自身の曲の思い出もかぶってくる。サントラはこちら↓

Boyhood

Boyhood

 

 

主人公はもちろん男の子メイソンなんだけど、私はどうしても母親の物語としてみていた。母親のこと一番書きたいけど、色々ありすぎて言葉にしずらい。人によってはお父さんの物語にも見えると思う。子どもから大人になるってことで、トイストーリー3もかぶった。じんわりくる。涙もろい人はうるっとくるかも。

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ちなみにお姉ちゃん役は監督の娘。ちゃっかり娘の成長記録にもなってる…。

 
いい映画なんだけど、見た後に気になるのは邦題が今イチ合ってないこと…。6歳から12年間ってことで「6歳の〜」で確かにわかりやすいんだけど、ラストは18歳。まだまだ大人じゃない。原題の「Boyhood」の方がしっくりくる。
 

これもすごくいい映画なのに邦題が失敗してると思った↓

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 最後にもう一回書くけど、育児世代にはオススメです。